通知を「業務」と「規制」に分け、既読をユーザーごとに — あわせて試算表取込・Partner API・稟議の根拠をコベナンツ判定の6状態に対応
右上のベルをログインしている全員に表示し、バッジは「業務」の未読数にしました。通知一覧に「業務」「規制」「すべて」のタブを設け、既読はユーザーごとに記録します。あわせて、試算表取込の完了画面、Partner APIのコベナンツ条件、稟議の根拠台帳を、コベナンツ判定エンジンv2の6つの状態(充足・抵触・要注意・蓋然性・判定不能・免除)に合わせました。
通知の業務・規制タブとユーザー別の既読
2026年10月10日、アプリ内通知の見え方を整理しました。 右上のベルには業務の通知(コベナンツや企業価値担保権の期限など)を出し、規制の新着は別のタブに分けました。あわせて、同じ日に公開したコベナンツ判定エンジンv2の6つの状態に、試算表取込・Partner API・稟議の根拠台帳を合わせました。
この記事の要点
- ベルは全員に表示: ログインしている全員に表示します。バッジの数字は「業務」の未読数です
- 業務と規制のタブ: 通知一覧(/notifications)に「業務」「規制」「すべて」のタブを設けました。既定は業務です
- 既読はユーザーごと: 組織の全員に届く通知でも、ほかの人が既読にしたかどうかに関係なく、自分が開くまでは未読のままです
- 規制の新着は1通に: 1回の自動取得で取り込んだ規制は、1通の通知にまとめます
- 稟議の通知: 審査依頼は審査の担当へ、審査着手・承認・否決・差戻しは起案者と担当者へ、業務の通知として届きます
- コベナンツ判定の6状態に対応: 試算表取込の完了画面、Partner APIのコベナンツ条件、稟議の根拠台帳が、充足・抵触・要注意・蓋然性・判定不能・免除を区別します
ベル
- ログインしている全員に表示します
- バッジの数字は「業務」の未読数です
- 開くと業務の通知を新しい順に最大10件表示します。下部の「すべて見る」で通知一覧へ移れます。規制の未読があるときは「規制のお知らせN件」から規制のタブへ移れます
通知一覧
- 「業務」「規制」「すべて」のタブで切り替えます(既定は業務)
- 「未読のみ」と「すべて既読」は、表示中のタブに効きます
- 既読はユーザーごとに記録します
| 区分 | 通知の種類 |
|---|---|
| 業務 | コベナンツの抵触(赤のアイコン)・蓋然性(黄のアイコン)・判定期限超過(時計のアイコン)、企業価値担保権の報告期限 |
| 規制 | 規制の新着(1回の自動取得で1通にまとめる) |
通知の重要度は「低」「通常」「高」「緊急」と日本語で表示します。
試算表取込の完了画面
試算表を取り込んで「実績として保存」したあとの「コベナンツ自動判定」を、モニタリングと同じ6つの状態と重要度で表示します。判定不能は理由を、免除は種別と期間を出します。
Partner APIのコベナンツ条件
PUT /api/v1/partner/companies/{法人番号}/covenantsで、画面の「コベナンツ設定」と同じ項目を受けるようにしました。
- 契約番号(
loan_reference)、閾値の決め方(threshold_mode: 固定値・前期末の実績×比率・基準値×比率・高い方)、比率(relative_ratio_percent)、基準値(relative_base_value) - 決算期別の閾値表(
threshold_schedule)、連続期数(consecutive_periods)、指標の定義(definition_options: リース債務・役員借入金の除外、百万円単位の丸め)、単体 / 連結(basis_scope)、根拠条項(source_clause) - 金額系の指標の基準値と閾値表の値は、ほかの項目と同じく円で受け渡します
threshold_valueは、固定値で決算期別の閾値表が無いときだけ必須です- 企業の読み戻し(GET)でも同じ項目を返します
稟議の根拠台帳
コベナンツの根拠が、判定の状態を区別して載るようにしました。
| 状態 | 根拠の文言 | 審査ポイントの区分 |
|---|---|---|
| 抵触 | 抵触 | 営業店の確認が済んでいなければ「重要」(未対応のままだと審査依頼ができない) |
| 要注意 | 何期連続のうち何期目か | 注意 |
| 蓋然性 | 月次の直近12か月(LTM)で未達。違反ではない | 注意 |
| 判定不能 | 理由 | 参考 |
| 免除 | 種別と期間 | 参考 |
| 充足 | 充足 | — |
この区別より前に集めた根拠は、文言が「遵守 / 抵触」のままです。調査をやり直すと文言が変わり、古い根拠を引用したドラフトは審査依頼のときの照合で止まるため、審査依頼の前に根拠を集め直し、該当する節のドラフトを再生成してください。
稟議の通知
稟議の状態が変わると、業務の通知(書類のアイコン)が届きます。審査依頼はアナリスト(審査・分析)と組織管理者へ、審査着手・承認・否決・差戻しは起案者と担当者へ届きます。操作した本人には届かず、取下げは通知しません。通知から稟議の画面へ移れます。
画面の呼び方
「計画vs実績管理」のチェック履歴の「ウェイバー登録」を「免除・猶予の登録(ウェイバー)」に改めました。