製品更新 2026年10月5日
稟議の審査依頼で、根拠との対応をもう一度確かめるようにしました — 本文の書き換えと調査のやり直しを検出
融資稟議支援で、審査依頼を押した時点の本文と根拠台帳を照合し直すようにしました。チェックのあとで本文に台帳に無い根拠番号を書き足した場合や、調査をやり直して根拠の番号が振り直された場合は、審査依頼ができません。照合は番号の一致で行い、AIは使いません。
稟議の審査依頼で、根拠との対応をもう一度確かめるようにしました
融資稟議支援で、審査依頼を押した時点の本文と根拠台帳を照合し直すようにしました。 審査部に回る稟議書の根拠番号が、その時点の根拠台帳と必ず対応するようにするための変更です。
この記事の要点
- 審査依頼の時点で照合: これまでは、最後に実行したチェックの結果で審査依頼の可否を決めていました。今回から、審査依頼を押した時点の本文と根拠台帳で、形式チェックをもう一度実行します
- 本文の書き換えを検出: チェックのあとで本文に、根拠台帳に無い番号(例: ev_905)を書き足すと、審査依頼ができません。起案者所見など、テンプレートの節に書いた番号も対象です
- 調査のやり直しを検出: 「調査を実行」をやり直すと、根拠の番号は振り直されます。やり直す前に作ったドラフトは、同じ番号が別の根拠を指すおそれがあるため、ドラフトを再生成するまで審査依頼ができません。手入力で足した根拠(ev_9xx)は番号が変わらないので、足しただけでは再生成は不要です
- AIは使わない: 照合は、番号の一致と、根拠台帳の内容から計算した値の比較で行います。同じ本文と同じ根拠台帳からは同じ結果が出ます。コンプライアンスの内容チェック(AI)は、これまでどおり警告として表示し、審査依頼は止めません
審査依頼ができないとき
画面に理由が表示されます。
- 「台帳に無い根拠IDがあります」: 本文の番号を直すか、その根拠を手入力で追加してください
- 「調査をやり直したため、根拠の番号が本文と合っていない可能性があります」: 表示された節のドラフトを再生成してください
以前に作ったドラフト
この変更より前に作ったドラフトは、調査のやり直しの検出の対象になりません。調査をやり直した場合は、ドラフトも再生成してください。
追記(2026年10月6日)
公開後に、次の点を改めました。
- 文章だけの根拠の変更も検出: 番号が同じでも、根拠の値・単位・引用文が変わっていれば、ドラフトの再生成が必要になります。起案者所見、資金使途、返済原資のように文章で入る根拠を直して調査をやり直した場合も対象です。この変更より前に作った起案中のドラフトは、審査依頼の前に再生成してください
- 理由の表示場所: 審査依頼が受け付けられなかったときの理由を、審査依頼のダイアログの中に表示します
- 稟議書(Word・PDF)の表記: 根拠の番号を画面と同じ形式(E001など)にしました。根拠一覧の出典は「行員入力」「実績」「コベナンツ」などの名前で出ます。稟議設定で金融機関名を設定していない場合は、ヘッダに組織名が入ります
- コベナンツの根拠: 直近の期の判定を使います。過去の期の実績をあとから登録しても、判定を実行した日ではなく期で選びます